日本相撲協会は26日、体格基準を身長167センチ以上、体重67キロ以上に緩和して初めて実施する夏場所(5月6日初日・両国国技館)の新弟子検査の受検申し込みを締め切り、近大相撲部出身の浜口航洋(木瀬部屋)ら昨年夏場所の7人を上回る10人が申請した。

 これまでは第1検査(173センチ、75キロ以上)と、体の小さな入門希望者が対象の第2検査(167センチ、67キロ以上)に区別し、第2検査で運動能力テストを課していた。近年の新弟子不足を解消するため今回から基準を緩め、運動能力テストは廃止した。