大相撲夏場所(6日初日、両国国技館)に新十両で臨む佐久間山改め常幸龍(23=木瀬)が1日、母校の埼玉栄高から化粧まわしと明け荷を贈呈された。関脇豪栄道、小結豊真将らもOBで、同校から化粧まわしを贈られた関取は、常幸龍が11人目。さいたま市西区の同校で行われた贈呈式で、常幸龍は「感激しております。今の地位に満足することなく、上位を目指して頑張っていきます」などとあいさつした。すでに、濃い紫の締め込みが部屋の後援会から贈られるなど、本場所へ向けて準備は順調。「隆の山関と対戦したい」と話していた。