日本相撲協会の公益法人制度改革対策委員会が2日、東京・両国国技館内で開かれた。年寄名跡の取り扱いについて約3時間議論。委員会では協会が一括管理し、名跡所有者に数千万円の特別功労金を一括支給の方向性となった。功労金は約3000万円程度とみられるが、委員会でも今ださまざまな意見がある。場所中にも評議員会を開き、九重委員長(元横綱千代の富士)から説明し、親方衆の意見も聞くことになった。委員でもある八角広報部長(元横綱北勝海)は「一枚岩にならないといけない。頭ごなしでなく、誤解のないように説明し、意見も吸い上げていきたい」と話した。