大相撲の秋田・男鹿巡業が2日に行われ、エジプト出身の十両大砂嵐(21=大嶽)が初めて参加した。稽古前には握手会を行い、稽古では幕内蒼国来(29=荒汐)らと7番の申し合いを行って3勝4敗だった。

 ただ、ぶつかり稽古では臥牙丸(26=木瀬)に胸を出してもらった後、土俵を離れたため、同じく初参加の遠藤が受けた“かわいがり”は見ていなかった。「初めての雰囲気はいいです。緊張も特にない」と穏やかに話していたが、横綱白鵬(28=宮城野)から「ターゲット」に挙げられた力士に自身も入っていることを知ると、表情が引きつっていた。