大相撲の横綱鶴竜(29=井筒)が31日、都内の井筒部屋で綱打ちを行い、新しい綱の締め具合を確認した。

 3月の春場所で横綱昇進を決め、前回の初めての綱打ちは大阪府内の宿舎で行ったため、東京の部屋では初。「気持ちが引き締まる。新しい綱を締めて優勝したい」と秋場所(9月14日初日、両国国技館)での横綱初優勝の強い気持ちを示した。名古屋場所では11勝を挙げ、横綱では優勝した白鵬に次ぐ成績。初めて西の正横綱となることから「土俵入りも足の出し方とか、土俵を降りる順番とかが(先場所の)東とは逆になる。それも練習しないとダメですね」と話した。