大相撲の西小結千代大龍(25=九重)が秋場所11日目の24日、日本相撲協会に「右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で約3週間の安静加療を要す」との診断書を提出して休場した。11日目の対戦相手、遠藤は不戦勝。

 新小結の千代大龍は10日目の豊ノ島戦で右膝の状態を悪化させ、ここまで1勝9敗と振るわなかった。休場は昨年春場所以来4度目。

 右膝のけがで初日から休場し、7日目から途中出場していた西十両7枚目の舛ノ山(23=千賀ノ浦)は11日目の24日に再休場した。対戦相手、芳東は不戦勝。右膝蓋(しつがい)骨反復性脱臼で8月9日に手術を受け、約1カ月の加療が必要と診断されていた。途中出場後は1勝3敗だった。