大阪府の橋下徹知事は30日、売却を検討していた大相撲春場所の会場・大阪府立体育会館を本年度中は存続させる意向を示した。同所を管理する府教育委員会が提示したコンサートなどスポーツ以外の事業での利用で収益を上げる取り組みを「もっと早く示してほしかった」と受け入れた。28日に府庁で知事に直接存続要求をした北の湖理事長は「そうなればありがたい」と早速の効果を歓迎した。