日本相撲協会を解雇されたロシア出身の元露鵬(29)と元白露山(27)兄弟が、力士として地位確認を求めた訴訟の本人尋問が29日、東京地裁で行われた。

 この日、元露鵬、元白露山ともまげを結い、着物に羽織姿で出廷した。代理人を務める塩谷安男弁護士によると、日本の滞在については、公判中を理由に短期のビザを認めてもらっており、日本でトレーニングも継続しているという。うわさされる総合格闘技への転向について、同弁護士は「オファーがあることは認めますが、いくことはありません」と否定した。