秋場所で優勝した横綱朝青龍(29=高砂)が優勝決定戦でガッツポーズをした問題で29日、日本相撲協会にはファンからの電話が約50本あった。28日の横綱審議委員会で賛否両論がでた報道を受けた形で、横審同様にファンの意見も擁護派と否定派に分かれたという。関係者によると「強硬に否定する人もいたが、『あのぐらいならいいのでは』という声の方が多かった」と、4場所ぶりに賜杯を手にした朝青龍の喜びの表現方法を、大目に見るファンが多かったようだ。