◆純銀製◆サイズ

 高さ107センチ、重さ29キロ。◆始まり

 1925年(大14)の4月29日、赤坂の東宮御所で、のちの昭和天皇の誕生日を祝賀して台覧相撲が行われ、その時の御下賜金で作られた。最初は摂政宮杯と呼ばれた。◆最初の拝受者

 26年春場所を制した横綱常ノ花。◆記念撮影

 優勝力士は支度部屋で賜杯とともに記念撮影を行い、当日中に相撲協会が賜杯を保管する。◆返還式

 翌場所初日の中入りで、賜杯返還式。◆レプリカ

 優勝力士にはのちに銀製のレプリカが授与される。◆名札

 優勝力士のしこ名を刻印した銀製の名札がつけられるが、札の数は80枚で、いっぱいになると、古いものから外していく。