元猛虎浪の市川栄氏(27)が1日、茨城・つくばみらい市の立浪部屋を訪れ、引退後初めて、若い衆に胸を出した。白まわしを締め、東幕下10枚目の持丸と三番稽古。八百長に関与したとして引退を余儀なくされたが「(持丸は)早く上に上がって欲しい。そういう気持ちで来ました」と話した。今後は総合格闘技挑戦の可能性も残すが、日本を相手にしたモンゴル国内でのビジネスも決まったという。技量審査場所(8日初日、東京・両国国技館)で十両昇進に挑戦する持丸は「来てくれてありがたかった」と感謝した。