日本相撲協会は２１日、初場所（来年１月８日初日、東京・両国国技館）の新番付を発表した。＜番付アラカルト＞

　▽琴欧洲

　大関在位３６場所は、朝潮と並んで史上７位タイ。

　▽稀勢の里

　番付上、５大関は１０年名古屋場所（把瑠都、日馬富士、琴欧洲、琴光喜、魁皇）以来５３場所目。琴奨菊に続いて新大関の連続誕生は、００年夏から秋場所にかけての武双山、雅山、魁皇以来。新入幕から所要４２場所は史上５位のスロー昇進。横綱・大関戦で４敗以上した翌場所の新大関は史上初。

　▽雅山

　三役は０７年初場所以来、２９場所ぶり。これは昭和以降３位のスロー復帰。大関経験者が十両以下に陥落後、三役に復帰するのは史上初。

　▽天鎧鵬

　学生相撲出身として、７１人目の新入幕。日大からは山本山以来、２８人目。

　▽旭秀鵬

　モンゴル出身者の新入幕は、１０年春場所の徳瀬川以来、１６人目。外国出身としては３７人目。