大相撲の西前頭7枚目の遠藤(23=追手風)が6日、九州場所(10日初日、福岡国際センター)出場の意思を固めた。福岡市西区の追手風部屋で稽古を行い、左足首痛で途中休場した秋場所以降初めて、申し合いを行った。13番取り終え「痛いのを覚悟でやってみたが、思ったよりは良かった。救急車を呼んでおこうかと思ったくらいですから。判断するのは自分。(15日間)やるしかないでしょ」と不安を断ち切った。捻挫や剥離骨折に加え、前日5日の精密検査でアキレスけん炎も判明。休場の可能性を示唆していた師匠の追手風親方(元前頭大翔山)も「本場所で1番か2番勝てば、いい薬になるんじゃないか」と背中を押した。