新大関の豪栄道(28=境川)が2日、東京・足立区の境川部屋で、左膝負傷後初めて関取衆との稽古を行った。幕内の佐田の海を相手に立ち合いの確認を31度。右差しから左前まわしを取って前に出る場面もあり、足の運びなども試した。「少し不安はあるけれど、自分の中ではやれたほうだと思う。まだイメージ通りではないですけれど、日に日に良くなっている」と順調に回復。師匠の境川親方(元小結両国)も「当たりは重くなっているよ」と声をかけた。今週中には若い衆との申し合いも再開する予定だ。