大相撲の元横綱大鵬の67年春場所の優勝額が29日、自宅のある東京・江東区の施設に設置された。

 この優勝額は栃木・日光市在住だった当時の後援会副会長(故人)に寄贈され、同市が管理していた。設置していた体育施設の解体が決まり、一時は官公庁オークションにも出品されたが、結局は芳子夫人のもとへ譲渡されることになった。設置に協力した江東区の山崎区長は「いつまでもここで見守ってくれたらありがたい」と話していた。