早大・斎藤佑樹投手(2年=早実)が13日、東京・東伏見の早大グラウンドで約3時間の練習を行い、15日開幕の明治神宮大会初優勝を誓った。早大の初戦は16日の福岡大戦。優勝校は12月9日から台湾遠征を行う。今年は3月の台湾遠征から、チェコ、ブラジルと海外続きの1年だったが「もう1度台湾に行きたい」と“優勝旅行”を勝ち取る考えだ。

 昨年は決勝まで3試合連続先発し、準優勝の結果を残した。早大は2年連続準優勝で、今季は三度目の正直に挑む。応武篤良監督(50)は「(3連投は)今年もあるかも」と全幅の信頼を置く。負けられない一発勝負のトーナメントで、相手校のデータも少ない。斎藤は「言われたら頑張ります」とフル稼働を誓った。