野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。交流戦も終わり、識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は緒方孝市氏(56=日刊スポーツ評論家)。

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最初の節目である交流戦も終わり、リーグ戦が再開された。長いシーズンも半ばを過ぎたが、セ・リーグはまだ接戦が続いている状態と言えるのではないか。

巨人、ヤクルトなど主力が故障しているチームがあるのも影響しているが、現状、5位の中日まで優勝の可能性はあるのでは、と感じている。首位から5、6ゲーム差程度につけていれば連勝、連敗が続いたとき、あっという間に縮まるケースもあるからだ。

交流戦直前、阪神が広島に3連勝したときは「もう阪神のぶっちぎりかな」と思った。だが交流戦で7連敗し、少し状況は変わってきたかもしれない。大きな連敗はこわいと感じる。

面白いと思うのは広島だ。昨年は終盤に打てなくなり陥落していったが、その反省を受け、しぶとい戦いを続けている。打線は外国人の補強がうまくいっているし、昨季のようなことはないはず。優勝の可能性もあると見る。

7月に入り、次の節目は球宴だ。ここからの6カードをどう粘るか。

夏場は先発投手が長いイニングを投げるのは厳しくなる。いきおい、これまで以上に救援投手が重要だ。ブルペンがしっかりしていれば大きな連敗はないはずだし、ここをしっかり整えたチームが優勝争いに残ると思う。

さらに、ここから重要になってくるのが「優勝へのモチベーション」だ。交流戦までは最低でも5割をキープするのが重要と言ってきたが、今からはやはり順位、位置を意識する時期。そこで、こわいのは「目標を見失うこと」だ。

クライマックスシリーズがあり、Aクラス入りが1つの目標ではあるが、やはり選手たちは優勝を目指しているわけだし、それが無理…となった時点で心身ともガクッとくる。「いける」という気持ちがあってこそ1球1球のプレーに踏ん張りが効くものだ。

今週、首位の阪神は巨人との3連戦で始まるが、今後も5球団のつぶし合いは続くはずだ。ここで優勝戦線に生き残るためには、連勝はできなくても大きな連敗だけは避けることが求められる。(日刊スポーツ評論家)

【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その3
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【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その1
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【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その2
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【イラスト】25評論家予想セ・リーグ その4
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