敦賀気比(福井)が大阪桐蔭に11-0で大勝し、春夏通じて初の決勝進出を決めた。

 1回表2死満塁から6番松本哲幣外野手(3年)が左翼席へ先制の満塁本塁打。続く2回にも2点を追加すると再び2死満塁から松本が2打席連続の満塁本塁打を放ち試合を決めた。

 守ってはエース平沼翔太投手(3年)が好投。4安打完封した。

 大阪桐蔭とは昨年夏の甲子園でも同じ準決勝で対戦。1回表に5点を先制しながら9-15で逆転負け。そのリベンジを見事に果たした。

 福井県勢の決勝進出は78年福井商(準優勝)以来、37年ぶり2度目。