樹徳が春の県大会王者の前橋育英を破った。

 3回裏、制球の定まらない相手のエース久保田を攻めて2死満塁とし、6番高橋将幸内野手(2年)の左中間への適時三塁打で3点を奪って逆転した。

 以降は3回途中から登板した2番手の矢野聡士投手(3年)が1失点に抑え、逃げ切った。木村喜文監督(45)は「いつも通りやった。選手が頑張ってくれた」と満足そうに話した。