初芝立命館が8回に逆転し、布施との接戦を制した。

 4点を追った4回、梶琢也投手(3年)の適時打と敵失などで3点を挙げ、追い上げムードを引き寄せた。8回2死二塁から石川隼士(はやと)内野手(2年)の適時三塁打で追いつき、続く今山輝波(てるは)外野手(2年)の左中間二塁打で勝ち越し。1点差で逃げきった。

 就任2年目の井上将之監督(30)は「石川も今山も気持ちのしっかりした子。ポテンシャルも高い選手だし、気持ちで打ってくれたヒットだと思います」と殊勲打の選手たちをねぎらった。