近江が8回コールドで米原を下し、3季連続の甲子園に王手をかけた。

 先発の小川良憲投手(3年)が6回に3点を失って逆転されたが、7回に杉野翔梧外野手(3年)の右越えランニング3ランなどで再逆転。8回にも杉野が弾丸ライナーでセンター前に弾ませた打球が後逸を誘い、コールドを決める2打席連続のランニング3ランとなった。2打席連続ランニング本塁打は滋賀大会史上初めて。4安打6打点の杉野は「いつも投手におんぶにだっこだったので、何とか打線で助けたかった。2本目を打った時、これで(試合が)終われると思いました。2打席連続のランニングホームランは初めてです」とにっこり。28日の比叡山との決勝に向け、「僕自身、今年の春は甲子園に出たけど、去年の夏は経験していない。絶対に甲子園に行きたい。全員の力で勝ちにいきたい」と必勝を誓った。