九州国際大付が山本武白志三塁手(3年)の2試合連続となる自身3本目のソロ本塁打で作新学院を下し、6度目出場で初のベスト8入りを果たした。

 作新学園の倉井勇輔投手(3年)、九州国際大付の富山凌雅投手(3年)の両先発が互いに譲らず、6回表を終えともに無得点。

 九州国際大付は6回裏、2死から4番山本が左中間へ本塁打を放ち先制、1-0とした。その後も一、二塁としたが追加点はならず。

 九州国際大付は7回裏、2死二、三塁から3番岩崎が中前適時打を放ち貴重な追加点を挙げ2-0とし逃げ切った。

 九州国際大付の先発富山は9回を投げ抜き7安打完封。

 ◆九州国際大付(私立=2年連続6度目)1958年(昭33)私立八幡大付属として男子部開校。89年に現校名。10年から共学。普通科のみで生徒数1703人(女子752人)。野球部は58年創部で部員数70人。春は2度出場し11年準優勝。夏6度目。OBはソフトバンク二保旭ら。所在地は福岡県北九州市八幡東区枝光5の9の1。伊東正和校長。