早実・清宮幸太郎内野手(1年)の最初の夏が終わった。試合後、清宮は号泣。取材中も何度もタオルを顔にあてて泣いた。

 インタビューは以下の通り。

 -初めての甲子園が終わった

 清宮 ここまで上級生の皆さんに連れて来てもらって感謝の気持ちでいっぱいです。これでもう上級生と野球ができないと思うと悔しいです。

 -相手の佐藤世那投手について

 清宮 球速以上にキレがありました。打てないという感じはしなかったんですが、思うようなスイングができませんでした。でも大きな壁とは思っていません。これを忘れずにこれからやっていきたいです。

 -最後に甲子園のグラウンドをじっと見つめていた

 清宮 甲子園に「ありがとうございました」という気持ちです。このままじゃ終われない、もっと練習してパワーを付けて戻ってくるんだという思いが生まれました。

 -上級生について

 清宮 (号泣し)感謝してもしきれない存在でした。生まれ変わってもう1回野球ができるなら、上級生の皆さんと野球がしたいです。

 -甲子園の砂は持ち帰るのか

 清宮 ここに絶対戻ってくるんで、砂は持ち帰りません。

 -今後について

 清宮 次は2年生になるし自分がチームの軸になって引っ張っていきたいです。

 -甲子園は楽しかったか

 清宮 たくさん楽しませてもらいました。

 -清宮くんにとって野球とは

 清宮 自分の人生において、自分のすべてです。野球がなかったら自分は無いという存在です。