智弁学園(奈良)と高松商(香川)が決勝に進出した。

 智弁学園は春夏通じて初めて、第1回大会を制した高松商は準優勝した1961年以来55年ぶりの決勝で、勝てば56年ぶり3度目の優勝となる。

 智弁学園は1点を追う9回1死から3連打で満塁とすると、納が中前に2点適時打を放ち、一昨年覇者の龍谷大平安(京都)に2-1で逆転サヨナラ勝ちした。奈良勢は1997年の天理以来の決勝進出。

 高松商は2-2の延長11回1死一、三塁から植田響、美濃の連続適時打で2点を勝ち越し、4-2で秀岳館(熊本)を振り切った。香川勢が決勝に進むのは、95年の観音寺中央以来。

 31日の決勝は午後0時半プレーボールの予定。