「1番二塁」で先発出場した多賀・志村勇人内野手(3年)がサイクル安打に迫る活躍で初戦を突破した。

 初回に左翼線へ二塁打を放つと、2点を追う7回には逆転を呼び込む中前打を、8回には右中間三塁打を放った。背番号「13」の志村が1番を打つようになったのは7月に入ってから。好調を買われ、公式戦でもリードオフマンに抜てきされた。志村は「やってやったぞ、って感じです。調子がいいのでボールが見えています。チャンスで回って来いって感じです」と頼もしかった。