99年以来9度目の夏の甲子園出場を狙う都城が7-3で強豪の延岡学園を下し初戦を突破した。

 プロ12球団が注目する都城の最速151キロ右腕、山本由伸投手(3年)が、7回2/3を投げ3安打3失点(自責0)で勝利に貢献。この日最速の149キロの直球とスプリット、カットボールなどキレのある変化球で翻弄(ほんろう)した。山本は「初戦で不安もあったが、飛ばして行こうと思った」と声を弾ませた。