高校野球春季関東大会が開幕した。ひたちなかでは横浜(神奈川2位)は土浦湖北(茨城3位)に10-0で7回コールド勝ちした。

 第2試合は東海大相模(神奈川1位)が5回コールド14-2で千葉敬愛(千葉2位)に圧勝した。

 高崎健康福祉大高崎(群馬2位)、前橋育英(群馬1位)も勝ち上がった。

 あす21日は同球場で注目のスラッガー、清宮幸太郎内野手(3年)擁する早実(東京1位)が登場する。午前9時から花咲徳栄(埼玉2位)と対戦予定。球場は「清宮フィーバー」対策で、センター後方に特設の入場券売り場を設置。午前7時半から入場券販売予定としているが、状況により早まる可能性もある。


2回戦:東海大相模(神奈川1位)14-2千葉敬愛(千葉2位)

 ◇ひたちなか市民


チーム
東海大相模14
千葉敬愛 

【東】秋田、野口

【土】新原、石山

(本)黒沢(東)

 1回表、相模は打者11人の攻撃で7点先制。4番森下の適時打で先取点。連続死球、7番横田の適時打、9番秋田の適時打で猛攻を見せた。

 1回裏、千葉敬愛は3者凡退。

 2回表、相模は4番森下の適時二塁打、6番喜友名の適時打で2点。さらに一、三塁から重盗によるホームスチールで10点目を入れた。

 3回表、相模は3番黒沢の左越え本塁打で11点目を入れた。さらに6番喜友名の適時打で12点目。7番横田も適時打で13点目。

 3回裏、千葉敬愛は2死満塁から4番小儀が2点適時打を打った。

 5回表、相模は4番森下が三塁打。7番横田の適時打で14点目を入れた。

 5回裏、千葉敬愛は反撃及ばず5回コールドで試合終了。


1回戦:横浜(神奈川2位)10-0土浦湖北(茨城3位)

 ◇ひたちなか市民


チーム
横  浜10
土浦湖北

【横】塩原、万波

【土】矢萩、池田、田島

(本)長南(横)

 1回表、横浜は背番号18の1番長南が土浦湖北の先発、矢萩の127キロ直球をとらえ、右翼芝生席に先頭打者弾を放った。ドラフト候補の4番増田は投ゴロ。

 1回裏、土浦湖北は死球で走者を出したが無得点。

 2回表、横浜は無得点。5番万波は三塁ゴロ。

 2回裏、土浦湖北は7番鈴木一が右前打でチーム初ヒットも無得点。

 3回表、横浜は1死一、二塁の好機も無得点。

 3回裏、土浦湖北は2番鈴木崚がバント安打も無得点。

 4回表、横浜は4番増田が四球、5番万波が左前打で無死一、二塁。犠打で1死二、三塁。7番市村の2点適時左前打で3-0とした。さらに2死二塁から9番遠藤の右前打で4-0とした。

 4回裏、土浦湖北は死球で走者を出し、相手投手のけん制悪送球で2死三塁。しかし最後は横浜・塩原が141キロの直球で6番小松崎から空振り三振を奪い、無得点。

 5回表、横浜は1死一塁で4番増田は空振り三振。5番万波も空振り三振で無得点。

 5回裏、土浦湖北は2死から9番杉田、1番中里が連続安打も無得点。

 6回表、横浜は6番内海が右前打、7番市村が適時三塁打で5-0。スクイズで6点目。9番遠藤、1番長南、代打角田の適時打で7-0とした。

 6回裏、土浦湖北は無得点。

 7回表、土浦湖北の投手は矢萩から池田に交代。横浜は4番増田が左前打でこの試合初ヒット。5番万波、6番内海と3連打で8-0。土浦湖北の投手は池田から田島に交代。横浜はスクイズ、ヒットと敵失で10点目。

 7回裏、1死から横浜は塩原から万波に投手交代。万波は空振り三振、遊ゴロとして、土浦湖北の反撃及ばず試合終了。万波は自己最速145キロをマークして、球場がどよめいた。

2番手で登板し、最速145キロをマークした横浜・万波(撮影・久保賢吾)
2番手で登板し、最速145キロをマークした横浜・万波(撮影・久保賢吾)
土浦湖北戦で2安打を放った横浜・万波(撮影・久保賢吾)
土浦湖北戦で2安打を放った横浜・万波(撮影・久保賢吾)

2回戦:前橋育英(群馬1位)1-0駿台甲府(山梨2位)

 ◇水戸市民


チーム10
駿台甲府
前橋育英


2回戦:高崎健康福祉大高崎(群馬2位)7-0石岡一(茨城4位)

 ◇水戸市民


チーム
石岡一 
健大高崎

(8回コールド)