今春のセンバツに出場した札幌第一が逆転で札幌新川を下し、2年連続の南北海道大会出場を決めた。

 1-4とリードされた5回、無死一塁から犠打を挟み5連打で4点を返し逆転。2死三塁から1番宮沢晃汰遊撃手(3年)がバックスクリーン直撃の2ランを放ち、この回、一挙6点を挙げる猛攻で試合を決めた。

 エース冨樫颯大(3年)も4回途中から登板し5回2/3、1失点と好投し、流れを呼び込んだ。菊池雄人監督(45)は「苦しい試合だったが、冨樫に責任感が出てきた。監督が不十分なところを、選手が救ってくれた」と話した。