高校野球群馬大会の開会式が行われ、嬬恋の安西雄弥主将(3年)が選手宣誓を行った。

 「私たちは今日まで夢を追い続け日々練習してきました。その日々の中には、辛いことがたくさんありました。しかし、今日まで大好きな野球を続けてこられたのはたくさんの方の支えがあったからです。その感謝の気持ちを、この夏にかける熱き思いを力にかえ、共に苦難を乗り越え成長した最高の仲間たちを信じ、じぶん史上、最高の夏にすることを誓います」と、堂々と胸を張った。

 「自分と顧問の先生たち相談して作りました」という宣誓文は1週間前から毎日練習。「この夏にかける熱き思いを力にかえ、というフレーズに、一番の思いを込めた」、という安西主将。奇しくも初戦は春の県大会で敗戦した渋川と再び対戦する。「春のリベンジを果たし、勢いをつけて、この夏、嬬恋旋風を起こしたい」と、宣誓に込めた熱き思いを語った。