千葉北が2年生エース山田翔輝投手(2年)の粘りのピッチングで、千城台に6-3で勝利した。

 「先輩たちが後ろにいるので、全力でいきました」と、初回から全力投球。ストレートで押しながらも、変化球を低めに集め、6安打6三振。「緊張したけど、楽に投げられました」と振り返った。

 昨年秋は押し出し死球で敗戦。「チームが負けたのは自分のせい」と冬場は1日10キロの走り込みとトレーニングでコントロールを身につけた。

 山田は「今日も、苦しい場面では押し出し死球のシーンがフィードバックした。でも、今の自分は違う。思い切って投げられました」、と大きな自信を手に入れたようだった。