市千葉が3対3の同点で迎えた6回裏、大野隼人外野手(3年)の適時打で勝ち越しに成功。7回、8回にも得点し、昭和学院秀英に7対3で勝利し、初戦突破を果たした。

 「足の速い選手がそろった」と川等健史監督(49)は、ノーサイン野球を徹底。選手たちは、積極的に足を絡め6盗塁でチャンスを広げ接戦をものにした。

 6回2死一塁のピンチにマウンドにあがった柳沢竜輝投手は(2年)3回1/3を0封と好リリーフ。「1人1人しっかり打ち取っていこうと決めてマウンドに上がった。追い込んでからのフォークで空振りがうまくとれてよかった」と振り返った。