秋田商が、あわや5回コールド負けから大逆転勝ちした。

 大館鳳鳴に5回で0-9。が、6回に小玉直季外野手(2年)の2ランなどで3点を返すと、8回2死から4安打と敵失で4点を奪う。9回の守りで2点を失い、万事休すと思われたが、その裏、1死から二塁打、単打、三塁打、四球、単打で1点差。なお二、三塁で藤原偉央外野手(3年)が、逆転サヨナラ2点適時二塁打を放った。夏13度の甲子園出場を誇る強豪が、ベンチ入り20人中18人出場の全員野球で、ドラマを演じてみせた。