2年ぶりの夏甲子園を狙う白樺学園が、昨夏代表のクラークに9-2で快勝した。

 5番に抜てきされた背番号16の沢田夏来左翼手(2年)が先制打を含む3安打を放つなど打線が計13安打と活発だった。投げては、腰痛の影響で今夏の公式戦初登板となった左腕エース牧野憲伸(3年)が要所を締めて8安打2失点で完投した。

 戸出直樹監督(41)は「みんなが牧野が投げているので何とか点を取ってやろうという姿が見えた。牧野は久々のマウンドだったが、立ち上がりを落ち着いてやってくれた」と話していた。