14年以来3年ぶりの夏の甲子園切符を目指した東海大札幌は、初回に5安打で5点先制も、2回以降は散発4安打に抑えられ、勝利を引き寄せることができなかった。

 3回途中から登板した北海の左腕多間を打ち崩せず、逆に大会屈指のエース高杉は9回190球完投も、14安打6失点と力尽きた。「悔しい。初回に点を取っただけで終わる良くある流れ。中盤に1点取れないと厳しいと感じていた」と大脇英徳監督(42)。高杉は「最高の仲間とここまでこれたけど、自分のせいで負けてしまった」と淡々を前を向いて話した。