2年連続甲子園を決めた五島卓道監督(63)は「新チーム発足時は、打のチームだと思っていた」と振り返る。強打が売りのチームに山下が成長し、投打のバランスが取れた。東海大市原望洋・金久保、専大松戸・川上、習志野・吉野ら注目選手がいた千葉大会。木更津総合が参加168チームの激戦区を制し、次の目標を「甲子園優勝」に定めた。【保坂淑子】

 ◆木更津総合 1963年(昭38)に創立の私立校。生徒数は2108人(女子1133人)。野球部は63年創部。部員61人。甲子園出場は春3度、夏6度目。OBに楽天与田剛投手コーチ、DeNA井納翔一ら。所在地は木更津市東太田3の4の1。真板竜太郎校長。

◆Vへの足跡◆

2回戦4-2流山おおたかの森

3回戦26-0千葉西

4回戦10-0幕張総合

5回戦4-0東京学館浦安

準々決勝7-0市船橋

準決勝6-2東海大市原望洋

決勝4-3習志野