佼成学園ナインの必死の応援が、雨天中断中のスタンドを盛り上げた。1回、3点を奪われ、なおも2死一、二塁で試合が中断。それでも、中止が決定するまでの約1時間、スタンド席のナインはどしゃ降りの中で応援を続けた。野球部の応援団長の島田凌吾選手(3年)は「一生懸命にやりました」とびしょぬれになりながら、声を張り上げた。バックネット裏席の観客まで巻き込み、愉快に応援した野球部の同副団長の西村達紀選手(3年)は「再開しても、逆転できるようにやりました」と笑顔だった。この試合は、27日の正午から府中市民球場で行われる。