全国各地の49代表最後の代表の座を射止めたのは仙台育英だった。

 ライバル東北との一戦を制した。2回に先制を許したものの、その裏にヒットと相手の失策も絡みすぐに3点を挙げて逆転。東北の2年生左腕・古川原を攻略した。

 仙台育英は7月30日の準決勝、東陵戦で延長15回を戦い引き分け再試合。翌31日まで2日間24イニングの激闘を乗り越えてこの日の決勝に臨んでいた。

 仙台育英の夏の宮城大会制覇は2年ぶり26度目。

 東北は2年連続の夏の甲子園出場を目指したが、届かなかった。