99回大会の幕開けを飾るカードは、4年ぶり2度目の出場となる彦根東(滋賀)と、16年ぶり3度目の出場となる波佐見(長崎)の公立校対決となった。

 クジを引き当てた彦根東・松井拓真主将(3年)は「開幕戦が来るとは思ってなくてびっくりした。(チームメートに)引くなよと言われていた」と笑った。「しっかり守って、チームが束になって挑みたい」と力強く語った。

 村中隆之監督(49)もこの結果には「まじか」と苦笑。「簡単に点は取れない試合になると思う。日本の皆さんが注目してくれるいいクジ。はつらつと、力が出せるようにしたい」。2回目の今夏こそ、同校甲子園1勝を手に入れる。