初優勝を狙った広陵(広島)は花咲徳栄(埼玉)に敗れ、現広島の野村祐輔、現巨人の小林誠司らを擁し、佐賀北に敗れた07年以来10年ぶり4度目の準優勝となった。

 大会史上最多の6本塁打を放った注目の3番打者、中村奨成捕手(3年)は5打数3安打。大会タイの19安打に並んだが、準決勝までなかった三振をこの日は2つ喫した。試合後は涙があふれ「勝って記録にも記憶にも残りたかった。記録は塗り替えたが満足してない」と話した。