野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(9月1日開幕・サンダーベイ=カナダ)に出場する高校日本代表が25日、千葉県内のグラウンドで練習試合を行い、早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、史上最多記録となる高校通算108号を放った。

 この日の日本代表の打線は、3番桜井(日大三)、4番清宮(早実)、5番安田(履正社)でクリーンナップを構成。木製バットで打席に立った清宮は4点リードの5回無死一塁の場面で外寄りの変化球を右翼場外へ運んだ。

 清宮は今夏の西東京大会までに107号を記録し、2007年の山本大貴(神港学園)に並んでいたが、この一発で単独トップに立った。

 3点リードの3回には、右前打で出塁した清宮を一塁に置き、安田がフルカウントから右越えに本塁打を放つなど、早速強力打線の一端を見せつけた。

 安田は10点リードの6回にも右翼場外へソロを放った。

 26日からは、夏の甲子園で準優勝した広陵・中村も合宿に合流する。