大阪桐蔭-三重の準決勝はタイブレーク寸前の激闘になったが、延長12回に大阪桐蔭のサヨナラ勝ちで決着した。

 竹中雅彦事務局長は「新しい制度は作ったが、普通の状態で勝負がつくことを望んでいた。今日は覚悟しましたが…」と本音をのぞかせた。

 決勝戦は現行通り、延長15回まで行われ、同点の場合は引き分け再試合になる。再試合でも決着がつかなかった場合はタイブレーク方式を採用する。選手の健康管理を考慮し、今回の選抜から導入。延長13回から無死一、二塁で行われ、打順を選べる「選択打順制」ではなく、12回からの「継続打順制」が適用される。