大阪桐蔭が愛産大三河に惜敗し、第1試合の中京大中京戦に続き招待試合2日目は連敗となった。1日目の9日は東邦に12-5、2試合目は桜丘に4-2と連勝しており、2勝2敗。大阪桐蔭はセンバツ後初の敗戦となった。

 西谷浩一監督(48)は「後半粘りきれない部分であったり、たくさん課題が出たいい試合だったと思います」。1試合目の中京大中京戦は投手陣が打ち込まれ、打線も終盤に得点できなかった。試合後、ナインは西谷監督から「こんなんじゃ大阪大会もこんな感じで負けるんじゃないか」と奮起を促されたという。

 今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(3年)は1日目の第1試合で完投するなど、4試合フル出場。「ピンチの時に粘りきれていなかったり、バッティングで点を取られた後、沈黙していた。体力不足が課題。ダブルヘッダーを2日やっても、ずっとぴんぴんしてるようになっていかないと」と話した。来週16、17日は香川県で招待試合が行われる。こちらも2日間で4試合の予定で、夏の大会への“強化ロード”が続く。