利根実・加藤琉也主将(3年)が選手宣誓の大役を引き当てた。

 選手宣誓は、抽選の順番を決める予備抽選で「1番」を引いた主将が務める決まりで、加藤主将が「1番」を引いた。「驚いたが、やりたいと思っていた」と笑顔。宣誓に入れたい内容を問われ「感謝を伝えたい。親、監督、地域の方、チームメート。みんなのおかげで野球ができている」と話した。

 チームは今年、春季大会1回戦で前橋育英に0-7でコールド負けを喫した。「自分たちの力を出せなかった」と悔しい思いをした。課題の打撃を克服するため、各自で課題を見つめなおし、バットを振り込んだ。利根実の初戦は9日、伊勢崎工が相手。春の悔しさをグランドで晴らす。