高校野球特集の第3回は、1年生にクローズアップ。今夏の第100回大会では中心選手ではなくとも、第101回以降の主役になるタレントぞろい。

 公式戦初スタメンで適時打を放った東海大相模(北神奈川)加藤響内野手は勝負強さが売りだ。走攻守3拍子そろったルーキーは春季関東大会2回戦の花咲徳栄戦で「7番遊撃」で初先発。適時打を含む2安打を放つと、準々決勝の常総学院戦でもマルチ安打。「積極的に振っていこうと決めていた。自分も『最後の夏』という気持ちで臨みたい」。