土浦二が、八千代に6回コールド勝ちで2回戦進出を決めた。

 1回表から1点を先制。さらに点を重ねて4-1で迎えた3回表2死三塁。木村魁虎(かいと)捕手(3年)が左翼線へ痛烈な当たりを放ち、本塁まで全力疾走しランニング本塁打。この回で一挙に3点を奪った。6回まで全てのイニングで得点し、6回コールドで勝利を収めた。

 木村は7番打者ながら4打数3安打5打点。初めてのランニング本塁打も飛び出し「とにかくバットに当てて塁に出ることを意識した。最初から全力で走って、コーチャーを信じて本塁にかえった」と笑顔。坂本武司監督(37)も「このチームは打線が点を取って勝つスタイル。予定通りのゲーム展開ができた」と試合内容にもうなずいた。