海老名の144キロ右腕落合真広投手(3年)が、投打に活躍、城山との接戦をものにした。

 落合はまず、打撃で貢献。2回裏1死三塁で「ショートが下がっていたので転がせばなんとかなる」と、自慢の足をいかして内野安打。先制点をたたき出した。その後、チャンスを広げ、林滉介捕手(2年)の中前打で加点した。

 投球の方では序盤からストレートの制球が定まらず、ピンチの連続だった。6回裏には右肘に死球を受け、7回以降は急速も落ち、苦しい投球が続いた。それでも無失策の守備に助けられ、気力を振り絞り、1失点で完投した。

 次戦13日の法政二戦に向け「エースとして今度は自分がチームを助けたい」と意気込んだ。