1年生右腕の活躍で筑波大付が逃げ切った。

 3-2で迎えた5回、164センチの背番号16・加門直生投手(1年)が2番手でマウンドに上がった。

 直球のスピードこそ120キロ台ながら、大きく曲がるカーブと内、外を投げ分けるコントロールを武器に、5回無失点の好投。負ければ3年生が引退という緊張の中、加門は「顔に出さないようにポーカーフェースを意識した」と落ち着いていた。次戦は16日、東海大高輪台と対戦する。