作新学院が鹿沼を圧倒し、5回コールド勝ちを収めた。

 試合時間1時間32分のうち、1時間は作新学院の打線に要した。18安打で17点を奪ってのベスト8入り。2回戦の足利工戦で打ち損じの飛球が目立っただけに、小針崇宏監督(35)は「野手の間を抜ける力強い、鋭い打撃をしようと修正したので、そこは達成できた」と話した。

 1回裏に3ランを右越えに放った斎藤陸人左翼手(3年)は「外角直球を踏み込んでうまく打てた。課題は変化球への対応。両方打てなきゃ高価な打者とは言えません」と反省も忘れなかった。