札幌光星が札幌大谷を9-2で破り、13年以来5年ぶりに南大会初戦を突破した。

 0-2の4回に4安打で同点に追いつくと、5回に2点を挙げ勝ち越し、7回、8回、9回にそれぞれ3点、1点、1点を追加。計17安打9得点と打線が奮起し、札幌大谷のプロ注目右腕、菊地吏玖(3年)を攻略した。合坂真吾監督(41)は「チームとしての意識を持って打線がやってくれた」と喜んだ。

 開幕戦として行われた前日15日は、4回終了後に雨が強くなり0-3とリードを許した展開でノーゲームになった。仕切り直しの一戦は1600人超の全校応援が後押しとなり、白星を手にした。