昨夏準優勝の広陵(広島)は、2回戦となる第8日の第1試合で二松学舎大付(東東京)と対戦することが決まった。中井哲之監督(56)は「相手のデータも分からないので、自分たちの力を出し切るだけ。強気でやらせたい」と話した。

 西日本豪雨の影響で広島大会は当初より10日延期され、全国で最も遅い7月17日に開幕。同28日に出場切符を勝ち取った。第8日に初戦を迎えることには「タイトな日程でやってきたので、あまり早いのはどうかなと思ったが、8日目というのも空きすぎて調整が大変。でも、それはお互い一緒なので、選手と話し合いながら準備して挑戦したい」と出陣までのプランを練っていく。

 甚大な被害が出た広島の代表校としての思いもある。「最後まであきらめない、力強いプレーで勇気や力を与えたい」と力を込めた。